2010年10月12日

Twisted





VOCALOID2CVのアペンドを滑らかに繋げたような感じの合成法です。
といっても大層なことはなくて、UTAU音源の素片接続の際に、
有声区間の場合はスペクトルを対数上で線形に足してるだけです。
要はばらばらの発音を糊代でなじませる感じです。

その他にVoiceTexturingみたいなことをやって、
経時的な変化を作りやすくしています。

WORLDがVocoderなのでこうなるって感じですね。

---

さて、アップするのに必死だったので解説等々全然書いてないかったのですが、落ち着いてきたので今後の目標も兼ねて軽く説明します。半分備忘録。
ちなみにこのサンプルはなんてことなくて、
VOCALOID2のアペンドを滑らかに切り替えるようなシステムだと、
理想的にはこれくらいの「歌」になるんじゃないかという実験作です。

○WORLD

 WORLDが行ってくれる処理は、音声の波形を
  ・DIOで推定した分析シフト長毎のF0(音高)
  ・STARで推定したスペクトル
  ・PLATINUMで推定した非周期性指標(ノイズ)
 に分離することと、その逆です。つまり音程だけ変えたりできます。
 逆に言えばこれしかやってくれないので残りは自前で書く必要があります。

○v.Connect-STAND

 元々STRAIGHTという技術をエンジンにしてましたが、
 今回はWORLDに挿げ替える形で実装しています。
 細かい変更点はありますが、大枠は一緒です。

 基本的な動作は、
  ・VSQ(拡張メタテキスト)ファイルを読み込む
  ・UTAU音源を読み込む
  ・時間毎に適切なスペクトルを検索してくる
  ・WORLDに投げて合成してもらう
 という順で行っています。


---こっから先は今後の話

○マルチレイヤーサンプル

 大規模な録音があった場合行き着く先はこれしかないです。
 つまり、強さ・音高によって使うサンプルを切り替えるようにします。

 今回は完全に手動ですけどね。

 人の声の場合は長時間の録音が楽器と比較して難しいので、
 UTAU音源+UTAU音源の中の人の限界は強弱2×音階3くらいかな。
 自動化するなら音素片毎に時間的なマッチングを行う必要がありそう。
 つまり簡易的なぼかりすを各音素毎に行う必要があります。
 この場合基準になる音の長さをどこにするのか、
 動的にシーケンスに合わせて決めていくのかが問題になります。

 また、実験作ではレイヤー間は線形補間ですが、
 これをもう少し拡張できないものかと思っていたりします。


○ボイステクスチャリング

 声質変換技術を歌声の表情にあてはめられないのか、
 というアプローチも上述のものと相反しない形で使えるはず。

 こちらはもう少しサンプル波形から離れて自由に扱えるもので、
 たとえば、リツ→テトのような声質変換も行えたりします。
 今はまだ精度面で問題があるので、もう少しつめられたら、
 こちらをベースにどこまで誤魔化せるかもやってみたい。

 基本的に音程の変化・強弱の変化を補佐するような役割で使いたい。
 つまりマルチレイヤーのレイヤー間を線形補間でなくできれば、
 録音量を減らせるということにもなるので、これもまた大事です。

というわけでしばらくまた何か一人で作ることにします。
基本的な方針は大規模サンプラーの波形をいかに減らすか、がポイント。
いや、まぁ売り物を作るつもりじゃないのでどこか妥協点を探しますが。


UTAU音源もVOCALOIDもだけど、サンプリングしたサンプル自体の表現力を生かす方向に持っていったらもう少し面白いことができるような気がします。
それは商品的な方向には持って行きづらいとは思うけどね。

商品でできないことは暇人がやればいいのです。

以下歌詞

---Twisted by HAL

『好き』『嫌い』どうでもいい ことを何度も繰り返す
ちぎった 花びらに 意味などどこにも無いさ


『好き?嫌い?』どうでもいい ことを口走りながら
また肌を重ねる 貴方はそれがお好みね

『好き?嫌い?』傷口を 舐める貴方はくだらない
『嫌い、嫌い』 言い放つ 本当はどうだっていいさ

傷ついて傷ついても
傷つけて傷つけても
『好きだ』なんて馬鹿じゃないの?

語り合う言葉など 持ち合わせてないから
誰だっていいのさ 愛してくれるんでしょ?
傷ついた表情が 見たいだけだから
何だっていいから 『ねぇ、もっと顔を見せてよ』


痛い 痛い 傷口を えぐる貴方のくだらない
ずるい ずるい 誤魔化してばかりの言葉なんて

傷ついて傷ついても どうせ
傷つけて傷つけても また

傷ついて傷ついても ほらね
傷つけて傷つけても 何も変わらないわ

下らない言い訳は 聞きたくないのさ
あたしだけずっと 愛してくれるんでしょ?
得意げな表情は 見たくもないから
どうだっていいから 『ねぇ、もっとそれじゃ足りないわ』


傷ついて傷ついても
傷つけて傷つけても
『好きだ』なんて
くだらない
信じられない
馬鹿じゃないの?

語り合う言葉など 持ち合わせてないから
誰だっていいのさ 愛してくれるんでしょ?
傷ついた表情が 見たいだけだから
何だっていいでしょ 『ねぇ、もっと顔を見せてよ』

『好き?嫌い?』 どうでもいい ことを口走りながら
また肌を重ねる そればかりがお好みね

『好き?嫌い?』傷口を 舐めるあたしはくだらない
ちぎった 花びらも 本当はどうだっていいさ
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posted by HAL at 06:09| Comment(0) | 完成した曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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