2007年03月04日

物質とは

偉大である。

プログラムやってると全ての世界を画面の中で構築することが出来る。
出来るけれども当然構築されていない要素は存在しない。

たとえば、三次元画像から二次元画像への投射。
物質界では人間の目やカメラと言う呼称のつく機械を使えば
光を媒体にして一瞬のうちに二次元へ投射することができる。
しかし画面の中で構築された世界には物体の実体はただの数字であり、
物質を兼ね備えているわけではない。
カメラも然り。
画面の中のカメラとは三次元座標から二次元座標への変換行列でしかない。
そこには光も、その反射、レンズによるピントの調節もない。
物質界では当たり前のようにピントのずれが生じ、
その結果二次元へ投射された射影は所謂『ボケ』が生まれる。
一方画面の中では物質が無い以上全てデジタルな計算を使っている。
機械はデータの持つ意味を理解できない。
ただそこにあるデータを定められた計算手順によりデータを吐き出す。
これ以上のことはしない。
彼らはそのデータが座標と言うことすら理解できない。
当然物質界のシミュレーションということなど理解できるべくもない。
従って表示されるデータはあくまでも計算に則った結果である。
カメラが単純な二次元への変換行列である以上『ボケ』ない。

人間が手前勝手に自ら認識しうる世界を画面の中に押し込めている以上、
それは当然やむを得ない結果だろう。
posted by HAL at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | プログラミングメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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